税理士さんとの出会い
頼れる友人は2名・・・(苦笑
●起業している先輩
●何かと経験豊富な同僚
まずは、起業している先輩へ相談!
残念ながらご本人は税務調査に入られたことは無いらしく、契約している税理士さんを紹介してくれました。
早速、税理士さんとアポを取り付け、家に来てもらうことになりました。
(外でも良かったのですが、事務所兼自宅を見てもらう方が良いとご配慮頂けました)
まず、確定申告書&青色申告書(3年分)を見てもらいもらいました。
税理士:ざっと見せてもらいましたが、この二年目の雑費は?
私:(絶句)
税理士:多分これが目立ったと思いますよ?
私:(絶句)
予想はしてましたけど、言葉が出ませんでした・・・
次に、総勘定元帳を見てもらいました。
税理士:売上と現金が月毎に合っていないのはなぜですか?
私:現金回収が二か月後になるため、当月の売上と異なるためです。
税理士:これ、偽装していると思われているかもしれませんね。
私:え!!!
いろいろ勉強になります。
最後に、領収書を見てもらいました。
税理士:領収書はどのように管理されていますか?
私:(無造作に段ボール箱に突っ込んでいた領収書を差し出す)
税理士:(絶句)
予想以上の現状に何から話せばいいのかわからないようでした。
税理士さん曰く、残り二か月弱で税務調査を迎えられるレベルまでもっていくのは相当努力が必要とのこと・・・
■準備事項
①領収書の整理
⇒月毎にノートに貼り付けて、整理しているように見せる。
しかしながら、調査官の見易さは不要なので、若干見にくく貼り付ける工夫も必要である。
②会議費や接待交際費の摘要項目記載
⇒参加人数、目的、議事録など、その日の目的などをExcelで纏める。
③事務所スペースの確保
⇒事務所として使用している場所をアピールするため、寝室を一時的に事務所スペースとする工夫なども必要である。
⇒その上で光熱費・地代に対して、経費として計上できる割合を算出する。
④出張旅費は行先、交通費、宿泊費を整理
上記を整理する上で、二年目の630万の雑費をたまたま雑費として計上してしまった風に見せるかを会話しました。
ちなみにこの税理士さんは本件の直後、税理士職を辞めらました。
最後にお会いできて本当に感謝です。
申告済みの書類を確認
出張から帰宅後、早速、申告済みの確定申告書と青色申告書を確認しました。
①初年度(赤字)
売上:350万
経費:550万
※内訳(目立つもの)
・旅費交通費:160万
・消耗品費:80万
・その他経費:220万
赤字決算ですが、この内容なら大丈夫かな・・・
その他経費ってなんだっけか・・・
②二年目(赤字)
売上:850万
経費:990万
※内訳(目立つもの)
・旅費交通費:180万
・雑費:630万
雑費600万越え・・・
今回の調査ってここに目を付けられたんじゃないだろうか・・・
今思うと、我ながら無茶な申告をしたと後悔しています。
③三年目(黒字)
売上:800万
経費:600万
※内訳(目立つもの)
・旅費交通費:180万
・雑費:160万
黒字決算だけど、雑費が目立つ・・・
税務調査までに残り時間が二か月ですので、必死で税務調査に必要な書類をかき集めなければなりません。
周りの友人にまずは相談することにしました。
悪夢の始まり…
私が個人事業主を始めて、四年目の初夏の出来事です。
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